フィナステリドの効果とデュタステリドの効果

現在、フィナステリドの他にデュタステリドという成分が入った薬が認可されています。 しかし、2015年に認可された薬であり、成分のデュタステリドもそこまで有名ではありません。良く知らない成分の入った薬を使用するのは怖いと思われますので、デュタステリドの効果を見ていきます。

開発の経緯

2001年にイギリスの製薬会社であるグラクソ・スミスクライン社によって、前立腺肥大症の改善薬として開発されました。開発の経緯はフィナステリドと同じです。フィナステリドも前立腺肥大症の改善薬として開発されています。

そもそも、前立腺が肥大する原因は、脱毛を促す酵素であるジヒドロテストステロンの量が増えるからです。体内のジヒドロテストステロンの濃度が高くなれば前立腺肥大症となるのです。

そして、ジヒドロテストステロンは、男性ホルモンのテストステロンと体内にある5αリダクターゼが結合することで生まれます。この5αリダクターゼはⅠ型とⅡ型があります。フィナステリドの方は5αリダクターゼⅡ型の活動を阻害する薬です。 一方、デュタステリドは5αリダクターゼⅠ型、Ⅱ型、両方の活動を阻害する効果があります。

効果

フィナステリドで5αリダクターゼⅡ型を抑制しても、5αリダクターゼがⅠ型はジヒドロテストステロンを生成するので、デュタステリドの方がフィナステリドよりも発毛効果が1.5倍高くなっています。

また、体内に入ってから半減期を迎えるまでの時間が非常に長く、一度服用をしてしまえば約2週間は効果を発揮し続けます。この期間中は体内のジヒドロテストステロンの生成量を抑制します。2週間経過しますと、体内のジヒドロテストステロンの量は約87.5%まで減少させることができました。

副作用

副作用はフィナステリドと同様に勃起不全があります。この勃起不全になる割合ですが、フィナステリドと同じくらいであるとの臨床結果があります。

また、鼻喉頭炎というフィナステリドにはない副作用もあります。女性への服用は禁止されており、妊娠中の女性がデュタステリドを服用しますと、子供の生殖器に何らかの悪影響を与える可能性があります。

まとめ

まだ、認可されて日の短いデュタステリド配合のAGA治療薬。その効果はフィナステリドよりも高くなっています。副作用に関しては鼻喉頭炎が増える程度で、フィナステリドと同じくらいです。将来的にフィナステリド配合の薬かデュタステリド配合の薬かを選べるようになるかもしれません。

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